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I am (not) a Monster

アイ・アム(ノット)ア・モンスター

ネリー・ベン・ヘイヨン=ステパニアン

1.
ネリー・ベン・ヘイヨン=ステパニアン
「知の起源について」
2021年
英語(日本語字幕) 10:24

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「行動とは何か新しいことを始めること」ハンナ・アーレントは言いました。現在まで色褪せることない思想家ある彼女の「悪の凡庸さ」に着想を得て生み出されたのが、この映像作品《I am (not) a monster》です。この映像作品では、アクティビズムや、危険な思想のメカニズムを生みだす思考プロセスについて、すなわち人間の「知の起源」について、探求していきます。なぜトランプ元大統領、ル・ペンをはじめとした人たちが、過去のイデオロギーを呼び起こす事によって大衆の想像力を捕らえたのか、この作品はその理由の核心に迫ります。

日本での初上映に寄せて、そしてサードリサーチラボ企画によるオンラインプログラム「テクノロジーとしてのアート」に寄せて、ネリー・ベン・ヘイヨン=ステパアン監督からメッセージが寄せられています。「知の起源」を追求する旅で日本に立ち寄ったネリー・ベン・ヘイヨンが注目したのは「キャラクター」の存在です。妖怪、人形浄瑠璃の人形、あるいはヒューマノイドなど、キャラクターの表象や性質を通して、知性の光と闇に迫ります。」

2.
ネリー・ベン・ヘイヨン=ステパニアン
《I am (not) a monster》
2019年
英語(日本語字幕) 98:00

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*動画コントローラ右下の「CC」をクリックすると字幕が表示されます。HD配信ですので、安定した視聴環境でご覧ください。

《I am (not) a monster》では、危険な作戦から行動まで、過去から現在に至るまでの集団的恐怖の物語だけでなく、現代のモンスターや未来の役者たちであるヒューマノイドも登場します。この冒険に満ちた知的なジャーニーをご案内するのは、オルタナティブ教育の実践者ネリー・ベン・ヘイヨン。ハンナ・アーレントに扮し、私たちの時代の偉大な思想家に、ウィットに富んだ挑発的な質問を投げかけながら、知の起源を探求していきます。

知的体験を共にするのは、ノーム・チョムスキー(思想家、言語学者、アクティビスト)、ナジェージダ・トロコンニコワ(プッシー・ライオット)、アルジュン・アパデュライ(文化人類学者、ハンナ・アーレント元学生)、レオン・ボットスタイン(音楽家、ハンナ・アーレント元学生)、リチャード・ベルンスタイン(哲学者、ハンナ・アーレント元学生)、土佐信道(明和電機)、石黒浩(ロボット研究者)、エリカ(ヒューマノイド)、2代目桐竹勘十郎(人間国宝、人形浄瑠璃文楽の人形遣い)、高橋孝之(着物師)、鵜沢久(能楽師)、宍戸 裕行(ノマド神主、ラッパー)、マギド・マギド(シェフィールド市長)、ニール・ハービソン(サイボーグアーティスト)など多数。

こちらから詳細をご確認ください。
http://iamnotamonster.world/


ネリー・ベン・ヘイヨン=ステパニアン(1985年生)

アルジェリアとアメリカの血を引くフランス系のエクスペリエンス・デザイナーであり映像作家。授業料無料の知とクリエイティブを促進するアンダーグラウンド大学創設者。国際宇宙飛行士連盟の宇宙教育メンバーも務める。映画、科学、テクノロジー、舞台芸術、政治、デザインと活動は多岐にわたる。ワイアードマガジンによるイノベーションフェローシップや、アイコンマガジンが選ぶ「未来を形づくる」50人のデザイナーの1人にノミネートされる。クリエイティブ・レビューにより選出される「組織内だけではなく世界全体に推進していると感じる」クリエイティブ・リーダー50の1人に任命(2017)、Dezeenは建築とデザインの分野で彼女を選出しました。International Space Orchestraの設立者兼監督でもあり、授業料無料の大学University of Undergroundを創設、3本の長編ドキュメンタリー映画の脚本・監督等を勤めています。

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ネリー・ベン・ヘイヨン=ステパニアン

I am (not) a Monster

2021年9月3日〜9月5日

サードリサーチラボ企画

*スクリーニングは上記期間限定となります


「テクノロジーとしてのアート」
プロジェクトメンバー:
大坂紘一郎
三上真理子
飯島周太郎
日比野紗希
山形一生
Matthew Garret
肥髙茉実
小倉亜美
中西園子
Metahaven

Special Thanks:
入亮介
田中義久
Daryl Jamieson

主催:サードリサーチラボ

協賛:0-eA

助成:公益財団法人東京都歴史文化財団 アーツカウンシル東京


テクノロジーとしてのアート:加速する東洋 #1

どのように複雑なアイデアもその実践は現実にあり、生活空間と不可分に結びついています。「テクノロジー(知の実装化)」の語源に立ち返り、仮想空間に招かれた論者が生活の変化を促して語りかけるオンラインコロキアムです。

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