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ネリー・ベン・ヘイヨン=ステパニアン
「知の起源について」
2021年
英語(日本語字幕) 10:24
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「行動とは何か新しいことを始めること」ハンナ・アーレントは言いました。現在まで色褪せることない思想家ある彼女の「悪の凡庸さ」に着想を得て生み出されたのが、この映像作品《I am (not) a monster》です。この映像作品では、アクティビズムや、危険な思想のメカニズムを生みだす思考プロセスについて、すなわち人間の「知の起源」について、探求していきます。なぜトランプ元大統領、ル・ペンをはじめとした人たちが、過去のイデオロギーを呼び起こす事によって大衆の想像力を捕らえたのか、この作品はその理由の核心に迫ります。
日本での初上映に寄せて、そしてサードリサーチラボ企画によるオンラインプログラム「テクノロジーとしてのアート」に寄せて、ネリー・ベン・ヘイヨン=ステパアン監督からメッセージが寄せられています。「知の起源」を追求する旅で日本に立ち寄ったネリー・ベン・ヘイヨンが注目したのは「キャラクター」の存在です。妖怪、人形浄瑠璃の人形、あるいはヒューマノイドなど、キャラクターの表象や性質を通して、知性の光と闇に迫ります。」
テクノロジーとしてのアート:加速する東洋 #1
どのように複雑なアイデアもその実践は現実にあり、生活空間と不可分に結びついています。「テクノロジー(知の実装化)」の語源に立ち返り、仮想空間に招かれた論者が生活の変化を促して語りかけるオンラインコロキアムです。